於大公園

2012年11月29日 植物散歩:紅葉と結実

カクレミノ

 

於大公園の駐車場から公園に行く橋の右手にあります。

常緑の小高木。葉は卵型と三枚に分れている形の2種類が同じ木に生えていて興味深い。

 

駐車場から公園に向かう連絡橋。

 

連絡橋の上から駐車場方面。

赤、黄、緑のコントラストが美しい。

 

クマザサ

 

橋を渡ったすぐ右手です。

秋になると、葉の縁が枯れて白く隈どるので、この名がついた。

料理の装飾用、観賞用に珍重される。 

楠(クスノキ)

 

公園に入ると何本かの楠が出迎えてくれる。

東浦町の町の木として選定されています。

 

クスノキの実

 

ちょうど、黒い実をつけていました。

メタセコイア

 

正面の階段の街路樹をかたどっている。

アメリカ西海岸に自生する。

長寿かつ巨木になる。

メタセコイアの葉

 

同じ場所から生えている。

桜並木。

来春が楽しみです。

 

ラクウショウ(落羽松:別名ヌマスギ)

 

公園の中心、池のほとりにあります。

スギ科の落葉高木。

メタセコイアに似た姿で別名をヌマスギといい、湿地でもよく育つ 。

ラクウショウの葉

 

交互に生えている。

ラクウショウの呼吸根

 

通常根は下の方向に伸びるものですが地中の酸素が不足するため地上の酸素を吸収しようとする呼吸根が発達した。

ラクウショウの種

 

木に種が付いています。

サッカーボールのような文様が入っています。

センベルセコイアと「このはな館」

 

スギ科の常緑大高木。

アメリカ太平洋沿岸地方に自生。

ここから「このはな館」の裏手に回ります。

 

マユミ

 

ニシキギ科の落葉小高木。

果実が4っつに裂け赤い種が見える。

ユズリハ

 

常緑高木。

新しい葉が大きくなってから古い葉が落ちるので、この名がある。

ちょうど実をつけていました。

カリン

 

バラ科の落葉高木。

黄色の果実が成るが生食できない。

「借りん」に掛けて玄関に植え、金は借りんという意思表示をした?

マンサク

 

落葉小高木。

豊年万作ということで、縁起の良い木として珍重される。

ニシキギ

 

落葉低木。

公園で数少ない赤色の紅葉です。

 

イロハモミジ

 

カエデ科の落葉高木。

葉が七つに分かれていることから、イロハの名がつく。

公園ではモミジは数少ない。

アメリカフウ(別名モミジバフウ)

 

おもしろ自転車の裏にあります。

マンサク科の落葉高木。

北米原産。

 

 

アメリカフウの種

 

「いがいが」の形が面白くクリスマスの飾りに使われる。

シャリンバイ

 

バラ科の常緑低木。

ちょうど実をつけていました。

カラスウリ

 

ウリ科の蔓性多年草。

ちょうど実が赤く熟していました。

※夏の夜に花が咲きますが、白く糸状に裂けた花で、とても美しいそうです。

 

公園の草木花を大切にしましょう。

 

東浦ふるさとガイド協会の岡田さんに案内していただきました。

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